1月22日の夜、大きな地震がありました。
うちもかなり揺れ、山口の友達のとこも揺れたとラインが来ました。
その後はどうということもなかったんですが、地震きっかけでの点検依頼もありました。
そんなお宅の中で、外壁、内壁にもひびが生じたというお宅がありました。
点検してみると天井裏には火打梁も入っていませんでした。
火打ちや羽子板金具を入れるための穴は開いているのに・・・です。
完全な耐震施工は厳しい状況だったので、今回は簡易耐震施工をすることに。
金物による補強工事です。
写真は部屋の一番外側の角です。
本来ならここに火打ち梁という部材が入っているはずなんですけどねえ!?
壁の中でいうところの筋交いにあたる部材のことです。
斜めの材を用いることで、家の揺れなどによる被害を軽減させます。
三角形の金物を要所に取り付けることで、家の揺れを軽減させるのが目的です。
はっきり言うと、こちらのお宅は手抜き住宅と呼べる状況でした。
こちらを建築した会社は家を建てた後、夜逃げしたそうですから・・・
かわいそうな話ですよ、まったく・・・
いつもと違う工事に、今週は疲れました。
ということで、今週もありがとうございました。