爆裂した基礎のほとんどは内部の鉄筋やアンカーボルトが原因です。
今回のお宅もアンカーボルトが錆びたことが原因と思われます。
錆が増えることで内部からコンクリートが圧迫され、最終的には写真のように
コンクリートの基礎が割れ落ちるところまで行ってしまいます。
このような現象を爆裂劣化と言います。
コンクリートの内部に埋め込んだアンカーボルトで基礎と土台を固定しています。
写真のような状況ですと、その効果はありません。
簡単に言うと、コンクリートの基礎の上に木造住宅が乗っかっている状態です。
これでは地震がきたら怖いですよねえ!?
これが家全部の場所で起きていたら施しようがありませんが・・・
今回は数カ所だったので、補強することにしました。
写真のような金具を使って、基礎と土台をつなぎ、固定することで補強します。
この写真はまだ固定する前の写真ですね・・・とりあえずセットしてみたという・・・
で、完成写真なんですが・・・撮れてなかったという・・・間抜けな話で・・・
済みません・・・・
まあしかし、大体こんな感じで補強するのだと思ってください。
爆裂の原因の多くは経年劣化と床下の湿気だと思われます。
築年数がかなり経つとか、湿気が多いと思われるなどの方は一度点検を受けて
みては如何でしょうか?
いつでもハウスメンテナンスたくみではご相談をお待ちしています。
ということで、今週もありがとうございました。