ヤマトシロアリにより床下がぼろぼろにされた例です。
広範囲に渡りイエシロアリの営巣により穴だらけにされた例です。
屋外ですが羽アリとなったシロアリが大量に営巣しているのがわかります。
イエシロアリによる畳被害
ヤマトシロアリと違い、イエシロアリの被害は天井に及ぶことも多く、
予想外の箇所にまで範囲が広がっていることがあります。
その他被害
スズメバチ被害
キイロスズメバチの営巣です。
(画像は薬剤散布後のため変色しています。)
キイロスズメバチは巣が手狭になると新たな巣を作り引っ越す性質があるため、早めに撤去することが望ましいです。
腐朽被害
写真で見ると木材の白く見えるところがおかしく見えますが、事実は逆です。茶色に見えるところが腐朽菌の被害です。
これは褐色腐朽菌と呼ばれるもので、木材のセルロース、ヘミセルロースという成分を分解していきます。
木材の表面に現れるのが胞子になります。
根っこみたいに見えるのが菌糸です。
この菌糸から木材の栄養分を吸い上げ、腐朽菌は繁殖していきます。
このまま放置しておけば床下全域に腐朽害が広がりますから
早急な対応が必要です。