今回は簡易の耐震強化の金物の取り付け工事です。
トルコやシリアの惨状を受け、阪神や東北の惨状を思い出した方もおられるかもしれません。
台風や水害と違い、突如として巻き込まれるのが地震災害ではないでしょうか?
南海トラフ地震の危険も叫ばれる中、少しでも家の耐震強化に努めることも大事かと思います。
金物の取り付け工事
取り付け後
土台の角々に三角金物を取り付けていきます。
本来、このような場所には火打ち土台という材が入っています。
が、今回のお宅のように入っていない箇所がある場合もあり、そんなお宅に取り付けます。
極力大きなもののほうが耐震には優れていますが、既存の住宅では、それも難しいのが現状です。
それでも、あるとないのでは大違いですよ!
今回の工事は横揺れに対応するものです。
縦揺れに対しては基礎と土台を繋ぐアンカーボルトがしっかり入っていました。
本当は床下と同様、天井裏にも施工したほうが良いんですが、今回は予算の関係上、床下のみとなりました。
皆さんもご興味がありましたら、耐震診断を兼ねたおうちの点検をしてみてはいかがでしょうか?
ということで、今週もありがとうございました。